県政報告「神奈川県政に『喝』」【2】 改革はするが戦争はしない! 神奈川県議会議員 維新の党 県議団長 赤野たかし
「改革はするが戦争はしない」。これが私の政治理念です。昨春の統一地方選挙において2期連続トップ当選させていただき、その後、様々なことがありましたが政治に信頼を取り戻すため、県政の場でその役割を果たしたいと思います。
「戦争はしない」の意味
私の言う「戦争はしない」の意味は、丁寧な説明が必要です。昨年9月に安全保障法制が十分な議論もなく、党として対案も提出しましたが強行採決されました。県内には大和や横須賀等に米軍基地もあり、沖縄県に次ぐ基地県と言われ、議会でも基地の騒音や原子力問題等があり、全て「国政任せ」とはいきません。
当然、県議会にもたくさんの安保法制白紙等を求める請願・陳情書が出されました。私は「自衛隊を認めない」「日米安保は破棄せよ」といった考えには賛同しないため、外から見ればわかりにくい面があったかもしれませんが、あくまで安全保障については「立憲主義と専守防衛」を前提に「現実主義」を徹底的に貫きます。よって、先般国会において可決された安保法制には反対です。
近代日本は、遡れば「明治維新」によって文明開化がなされ、富国強兵策など歴史的にはプラス面ばかりが強調されがちですが、結果として「戦争をし続ける国」へと変貌したことも事実です。当時の時代背景を見れば否定ばかりもできませんが、今は違います。戦後70年間に築き上げた「技術力」「経済力」があります。間違った歴史を繰り返してはならないという「知恵」が今こそ必要です。
「改革はする」の意味
私は当選以来「公務員の働き方の問題」や「民間の外部人材の登用」など「官そのものを変える」課題に取り組んできました。県の「見える化」をはじめ大きな成果を生んだものもありますが、当初から長期戦を覚悟で挑んだ行政課題もあります。県の将来人口推計ではピークの2018年(913万4千人)から人口減少が見込まれています。日本創生会議の発表では県内の9市町村が「消滅可能性都市」とされました。本県は政令指定都市を3つも抱え、良い意味でのリーダーシップが発揮できていません。青葉区は都内通勤・通学者も多く、東京都と防災や防犯など広域の問題から子育て・教育、医療・介護等の行政サービス格差まで常に都との関係を意識する必要があります。
私は「小さな政府」で力強い「民力・地域力」を生み出そうと、県をなくし「道州制」への移行を目指していきますが、その場合「東京」とどう向き合うことがこの地域の生活環境向上につながるか等、待ったなしです。今年も一年、全力で活動いたします!
神奈川県議会議員 赤野たかし事務所
横浜市青葉区美しが丘4-1-1-101
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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