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青葉区版 公開:2017年3月23日 エリアトップへ

藤が丘地区センターで自身初のチョークアート作品展を行っている 清水 真里子さん 藤が丘在住 53歳

公開:2017年3月23日

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笑顔を取り戻せた絵の力

 ○…黒いボードの上に立体的な野菜や色鮮やかなグラデーションが目を引く作品が並ぶ。自身初となるチョークアートの作品展を地区センターで開催中だ。普段はチョークアートの講師を務め、毎年11月に開いている体験会には、多くの地域住民が集まるなど盛況。そんな折に地区センターから作品展開催の打診があった。「チャンスをもらえた。考えすぎず、気軽に挑戦したい」と目を輝かせる。

 ○…子どもの時から絵を描くことが大好きだった。「暇があれば、絵を書いていた。24色の色鉛筆がほしくて仕方なかった」と笑う。高校卒業後は絵の道に進むことも考えたが、金銭的な負担を親にかけたくないと地元、新潟の企業への就職を選んだ。結婚を機に横浜へ。3人の男の子を育てながら、時間を見つけては、気分転換も兼ねて絵を書いていたという。「育児との両立は大変。それでも、絵が忘れられなくて」と笑う。

 ○…チョークアートとの出合いは病で気持ちが落ち込んでいた時期に、偶然、テレビの趣味講座で見たことがきっかけ。「色鉛筆などでは描けない立体感やグラデーション。そして、カフェに飾りたくなるようなおしゃれさ。絵からエネルギーをもらえた。まさしく一目ぼれだった」。すぐにチョークアートの第一人者に師事して学ぶことに。作品を制作していく過程で「この絵の構図よいね」などの家族との会話が増え、笑顔が絶えなくなった。「絵に集中しているときは、夫や息子が家事を手伝ってくれる」など家族のサポートも。沈みがちだった気持ちも明るくなり、病も徐々に改善に向かっていった。

 ○…趣味でゴスペルに熱中している。リズム感のよい英語の歌を歌うことも好きだという。絵の分野でも、まだまだやりたいことは多い。「結婚式場のウェルカムボードを書くことやワークショップをたくさん開くこと。もっとチョークアートの魅力を広めていきたい」と大きな夢を話した。

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