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青葉区版 公開:2017年6月22日 エリアトップへ

あおばく・川を楽しむ会の代表を務める 青砥 寿子さん 町田市在住 71歳

公開:2017年6月22日

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川での思い出を次世代へ

 ○…川を中心に自然に親しむ企画を続けている「あおばく・川を楽しむ会」。1988年の設立以来、水中の生き物観察会や水質調査など多岐にわたる活動を行い、7月にも谷本川流域の自然を楽しむウオーキングを開催する。「川沿いを歩くと、四季折々に変化する植物や野鳥が楽しませてくれる。川の中にもたくさんの生き物が住んでいて面白い」と目を輝かせる。

 ○…1946年、東京都生まれ。幼少時に川を見れば、鮎が釣れ、泳いでいる人もいた。しかし、高度経済成長とともに自然がなくなっていく姿を目の当たりに。結婚後に移り住んだ青葉区では街の開発が進行していた。水が澄み、地域に親しまれている川を守りたい。同会の「子どもたちにふるさとと思える川、環境を残したい」との思いに共感し、活動に加わるのに時間はかからなかった。

 ○…夏の風物詩として大人から子どもまで多くの人に親しまれている手づくりいかだの川遊び。「どうしたら地元の川に親しんでもらえるか手探りだった」と模索した結果生まれた行事だが、川とふれあう経験を通じて、自然に興味を持ってほしいとの思いが形になったものだ。代表に就任して10年以上。水中の生き物を捕まえた時などに見せる、子どもたちの笑顔が活動のやりがいと話し、教科書では決して学べない川の魅力を伝え続けている。「地域の自然に関心を持つ子どもが1人でも増えたら」。今では近隣小中学校の学習支援に積極的に応じるなど、活動も広がりを見せる。

 ○…20年以上続けるコーラスや美術館巡りなど多くの趣味にも親しむ。最近は夫と自然豊かな場所へ旅行をすることも楽しみの1つ。また、ウオーキングで鍛えた足腰で、今でも約2時間の距離を意気揚々と歩く。川を通じた活動に携わって約30年。「会員の高齢化という心配もあるが、多くの思い出が詰まった場所をこれからも大切にできたら」と笑顔を見せた。

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