政令市最低レベルの図書館の充実を 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
横浜市の図書館は1区に1館設置され、全体での蔵書数は400万冊を超えてはいるものの、人口あたりの図書館数や蔵書冊数は、政令指定都市の中で最低レベルです。市民の皆さまからは、図書館を充実させてほしいというご要望を数多く頂きます。
また、大和市をはじめ近隣の自治体では、都市の魅力づくりの一環として、図書館を充実させる取組を行い始めています。一方、図書館のコストの問題として、ここ5年間の平均で、年間1万6725冊の図書の紛失問題もあります。被害額は年平均2750万円にも上っていますので、十分な対策が必要です。
先日の横浜市会本会議では、図書館の充実について、林市長と教育長に質疑を行いました。私からは市長に対して、1区1館体制を見直し、図書館を新設することや、都市の魅力づくりとして図書館を充実させることの提案を行いました。市長からは、1区1館体制が街づくり全体の中で課題であること、また図書館の活性化については必要性を認識し、研究をしていきたいという答弁がなされました。
また、私から教育長には紛失被害防止のために、ICタグの導入について提案しました。教育長からは、ICタグ導入の先行事例を調査し、慎重に検討することが答弁されました。
課題を認識し、検討されることは1歩ですが、具体的な施策として形になることが重要です。
あまり積極的な答弁が無かったことが残念ですが、今後も議会を通じて求めていきます。
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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