横浜田園ロータリークラブの会長に就任した 平瀬 徹さん 美しが丘在住 54歳
地域に根を張り、共に歩む
○…創立42年目。区内で奉仕活動を行う「横浜田園ロータリークラブ」。新会長として「新時代を迎えた今だからこそ、ロータリーの理念である『真実』『公平』などの理念を改めて大切にしていきたい」と語る。胸にあるのは平成の時代に相次いだ民間企業の不祥事。「我々が地域の民間企業の代表だという誇りと気概を持ち、襟を正して前に進んでいきたい」
○…藤が丘駅前公園のバラ園管理や中学校での職業講話など長年の奉仕活動のほか、自身が会長を務めた前回2011年に設立したクラブ独自の奨学金制度は今も続く。「東日本大震災がきっかけだったが、奨学金の返済に苦しむ若者はその後も増え続けている。未来ある若者を微力ながら支援していきたい」
○…区内を中心に建設工事全般を手掛ける株式会社北芝建設の代表を務める。小学2年から美しが丘で暮らし、元石川小学校に通った。厳しかった先代の父の背中を見て育ち、「北芝建設は植物のようなものだ」と教え込まれてきた。地域に根を張り、実るためには地域という土壌に栄養がなくてはならない。だからこそ、地域を守る、盛り上げるための活動には今も積極的に協力する。平川神社の秋まつりなど、夏から秋にかけては多くの祭りに社員も参加。「社内で半被に着替えて神輿を担ぎに向かうのが毎年の恒例だよ」と笑う。
○…会社経営にロータリークラブ、緑間税会会長など忙しい日々を癒してくれるのはスポーツ観戦やレコード鑑賞。学生時代から続けるエレキギターで地元の不動産業者とバンドを組んでいたこともあるという。「落ち着いたらまたバンドをやりたいね。クイーンとかビートルズを大きい音でおもいっきり楽しみたいね」。厳しい経営者の顔がほころんだ瞬間だった。
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