コロナを社会変革のチャンスに 横浜市会議員 山下正人
新型コロナウイルス感染症の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。今回の自粛生活は、様々な事を考える機会にもなりました。コロナ後の政策を3つの視点で提言します。
満員電車からの解放
想定外の新型感染症によって満員電車は解消されたが、経済活動は最悪な状況になってしまいました。一方、リモートワークを経験した方は満員電車生活に戻りたくないのが本音でしょう。企業も優秀な人材を集めるためには、労働環境の改善は最優先テーマです。
アフターコロナは職住近接を進めるチャンスです。土地用途を見直し、企業の進出機会を増やすと同時に、官民あげて職住近接を推進します。
青葉コンパクト・シティ
行動制限を逆手に、街の中で自己完結するコンパクト・シティを加速させます。特にエネルギー政策を中心に。東日本大震災の時にエネルギー問題が注目されましたが、10年近く経ち、我々の意識は薄れていませんか?
横浜市が消費するエネルギーの10%を地産地消にすると地域社会に数百億円の経済効果があります。まずは環境意識の高い青葉からモデル事業をスタートさせよう。
オンラインで教育に光を
新型コロナの影響を一番受けた子ども達。今回の教訓を踏まえて、子ども達の学習機会の保障を真剣に考える必要があります。何でもオンラインではなく、優先順位が高いところからオンライン授業を進めてはどうだろうか?
私は、コロナ以前より、不登校児童の問題に取り組んできました。学校に行けない子ども達は横浜市内でも5000人はいます。まずは、移動が困難な障害児童や不登校児童に教育機会の門戸を広げるためにオンライン授業を進めるべきです。そして、その知見を全市で共有し今後の危機管理に生かすべきです。
コロナによって多くの苦難を強いられましたが逆境は変化を起こすチャンスでもあります。災い転じて福となす。この精神で明るく、前向きに政策を進めて参ります。
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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