7月に10周年を迎えた横浜市信用保証協会北部支所の支所長に就任した 岡田 淳一さん 旭区在住 48歳
危機を乗り越える原動力に
○…中小企業の融資や経営のサポートを行う信用保証協会。担当する港北・青葉・都筑・緑の横浜北部エリアは、「支所のある新横浜をはじめ、新しく活気のある街という印象」。コロナ禍での就任となったが、「職員一同、健康に気をつけながら、地域の皆様を支えたい」と意気込む。
○…「様々な業種と関わってみたい」との思いから、企業と金融の橋渡しとなる同協会へ。前任の経営支援部門では、中小企業診断士の資格を活かして企業のコンサルティングも経験した。コンサルといっても個々の顧客が抱える経営課題は千差万別。経営者の人柄など様々な要因に合った最善のアドバイスが求められる仕事は、マニュアル化できない。だからこそ、二人三脚で乗り越えたときにやりがいを感じるという。「お金の問題だけでなく、経営方針の悩みまで。なんでも相談できる、頼れる地域の万事屋になりたい」と笑顔を見せる。
○…横浜市出身。10代の頃は、小学生で始めた卓球に熱中した。競技漬けの毎日を過ごし、「今は見る影もない」と謙遜するが、高校では市大会の団体戦で優勝するほどの腕前。大学時代からは海外旅行にはまり、リュックサック一つ数十カ国を旅した。盗難でパスポートを失い数週間帰国できなくなったこともあったが「今ではいい思い出」と苦笑する。結婚を機に妻に合わせて旅行の舞台は国内の温泉巡りへ。「コロナが終息したら、お湯につかって疲れを癒したいな」
○…「コロナは過去最大の地域経済の窮地」と危機感を口にする。近くで経営支援をしてきたからこそ、その痛みも人一倍分かる。「なんとか事業継続できるように。終息の出口まで無事に導いていきたい」と強い使命感をにじませた。
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