4月1日に青葉区長に就任した 小出 重佳(しげよし)さん 緑区在住 58歳
チームで臨むまちづくり
○…「街並みがきれいで自然ゆたか。地域の活動も活発」。そんな印象を抱いたのは初めて青葉区に着任した16年前のこと。昨年度、副区長として青葉区に戻った際も印象は変わらなかったが、一方で感じたのは高齢化の波。今と同じように魅力ある青葉区であり続けるために先頭に立って腕を振るうのが役目だ。「重責に身が引き締まる。区のために力を尽くしたい」
○…東京都で生まれ、早々に横浜市に。以後ずっと市内に居を構えるハマっ子だ。地元でまちづくりに関わりたいと市職員となり、入庁後は管理畑を中心に歩んできた。そんな公務員人生の中で大切にしてきたのが「仕事はチーム」という考え。「自分は緊張しがちだし、不器用」と話す一方で、喜び、悲しみ、苦しみをチームで分かち合い、そして職員の力を引き出し合いながら仕事をしてきた自負がある。区職員をまとめる立場となった今もその考えは変わらない。
○…副区長時代から休日には区内を歩くことが多い。「車では気付けないこともある。まちのことを肌で知りたい。健康づくりも兼ねてね」と笑う。やはり頭にあるのは青葉区のことのようで、最近は妻と高校生の娘と食事に行くことも少なくなってしまったそう。多忙の中で息抜きは音楽鑑賞。「初めて買ったのはサイモン&ガーファンクル」と話し、青春時代に聞いた曲がお気に入りだ。
○…青葉区の魅力を維持、発展させたいとの思いをどうやって実現させるか。区が出した1つの答えが、区民のまちづくり参加だ。「あなたの力の1%をあおばの未来に!」と呼びかけ、「みんなが助け合うまちが理想」と熱っぽく語る。「区役所と区民の皆さんは同じチーム。一緒に次世代の青葉区を作っていきたい」。オール青葉の舵取りに期待がかかる。
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