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港北区版 公開:2019年1月24日 エリアトップへ

染織意匠・図案コンペで金賞を受賞した 三俣 悠さん 下田町在住 17歳

公開:2019年1月24日

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オンリーワンの美術家に

 ○…整然と並んだラインに、アフリカの中でも若い国、エリトリアの伝統がぎゅっと詰め込まれた着物デザイン―。「2018染織意匠・図案コンペ」エリトリア部門で金賞を獲得したのは、白山高校の美術科生。主催者と着物デザイナーが直接御礼に来たくなるほど、その実力で人々を唸らせた。「テレビ取材も来て、やっと事の大きさに気付きました」と落ち着き払って笑う姿に、一際輝きを放つアーティストの影が映った気がした。

 ○…両親や親戚も美術の道を歩む一家に生まれ、幼少期からその原石は磨かれ始めた。小学生の頃はひたすら消しゴムハンコを作り、中学時は特殊メイクに熱中。美術の授業は”5”以外を取ったことはない。現在は授業で出される課題の壁を日々登り続ける。常にデザインを考え続けているというが、「アイデアはぽんぽん出てくる」というから羨ましい限りだ。

 ○…スタッフの両親、役者の兄とともに、大道具として港北区民ミュージカルの一員を担う。舞台美術を学びたいと、日吉台西中時代は演劇部に所属した。4×8板の大きなパネル5枚分にピカソのゲルニカを模写した経験は良い思い出。キャストとして全国に飛び立ったこともあり、その多彩さに驚くばかり。また料理好きで、休みの日はパン作りをしているとか。「美術より得意かも?」と笑うそのあどけなさがまた魅力。

 ○…母の影響で好きになったのは、ビアズリーやティムバートンの世界観。少し陰のあるテイストや発想に憧れるそう。将来の夢は絞り切れず、まだまだ考え中。それでもその根底にある情熱は揺るぎない。「私のデザインは万人受けするものじゃないんです。だから一定の人でもいい、手に取りたいと思えるものをいつか作れたら」

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