日本を代表する書家の一人で國藝書道院を主宰する齋藤香坡さん(綱島東)=写真=が今月26日(土)から31日(木)まで、大船の鎌倉芸術館ギャラリーで個展「香坡の書画三昧」を開く。書を手掛けて65年になる齋藤さんは、これまで多彩な線で変幻自在な作品を制作し、書の新境地を切り開いてきた。
今回は、「松」を描いた作品をはじめ、躍動感あふれる力強い一字書、繊細な筆遣いが感じられる書画など約200点を展示。
個展に向け、齊藤さんは「13時間立ちっぱなしで制作に取り組んだ。老いて書は大変な体力を必要とすることを知った」と述べた。一方で「今まで見えなかった世界が見えるようになった」と新たな創作につながったとも述べた。
個展は午前10時から午後6時、最終日は午後3時まで。入場無料。
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