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港北区版 公開:2022年5月12日 エリアトップへ

篠原町「花と緑の会」 国土交通大臣表彰に選出 「みどりの愛護」功労者で

コミュニティ社会

公開:2022年5月12日

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受賞記念の山桜の苗木を植樹するメンバーら
受賞記念の山桜の苗木を植樹するメンバーら

 第33回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰に、グリーンコーポ篠原で活動する「花と緑の会」(西山賢一会長)がこのほど選出された。花と緑の愛護に顕著な功績のあった民間団体を表彰するもの。西山会長は「地域のつながりづくりにも重要な活動。次世代へ大切に受け継いでいきたい」と今後の抱負を語った。

 今回の表彰では、全国81団体が受賞団体に選ばれ、市内から選出されたのは同団体を含む4団体。昨年は、市内で約800団体が登録している、よこはま緑の推進団体の中で最優秀活動賞を受賞した。市によれば、同賞受賞が国の表彰団体選考の基準の一つとなるという。

 2010年、マンションの大規模改修工事に際して敷地内の空き地を整備し、緑化活動を開始した同団体。14年からは、港北オープンガーデンにも参加し、期間中には外部からも多くの人が訪れるようになった。「やはり昨年度の最優秀活動賞が大きかった。今回の受賞も皆の活動のモチベーションにつながる」と笑顔を見せるのは西山会長だ。

多世代が憩う場

 最初は空き地だった広場に芝生を敷き、花壇を作り、バラのアーチやパーゴラを設置してきた。広場には、多くの椅子やテーブルを配置するなど、花壇を見ながらくつろげるように工夫しているという。

 またコロナ禍の前には、芋煮会、防災訓練での炊出し、夏のビアパーティー、マンション30周年記念イベント等、マンション内の多くの交流イベントの会場となってきた。メンバーの加藤菜穂さん、河村洋子さんは「今も老人会ではグラウンドゴルフの後に休憩したり、帰宅してきた子どもらが宿題をしたりと、多世代が集う貴重な場となっている」と話す。

 活動日は、毎週日曜の午前中(雨天中止)。活動継続の秘訣は「できる人ができる時にやる」という方針にもあるようだ。現在約15人のメンバーの中で、主に男性が毎週の手入れを行い、春・秋の花の植え替えは、女性がメインで行うという。「男性の団結力がすごい」とはメンバーの田中範子さん。同じくメンバーの河村達雄さんは「友人づくり、定年ボケ防止に最適」と笑う。

 「今後は花壇に使う堆肥づくり、芝生の植え替えもやりたい。新たに参加したい人も大歓迎」と西山会長は構想を膨らませた。

多世代が集う、「いこいの花壇」がある広場
多世代が集う、「いこいの花壇」がある広場

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