市政報告 東戸塚駅の調査により混雑緩和案が発表 横浜市会議員 中島光徳
昨年にも報告させていただいた「東戸塚駅の混雑解消と安全対策」について、進展がありましたのでご報告いたします。
昨年10月に横浜市と東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)が同駅改良に関する調査設計協定を締結し、今年3月まで調査が実施されました。朝夕のピーク時における、ホーム上の旅客滞留人数や、エスカレーターおよび階段の利用割合などが算出され、上下線が同時に到着した際は最大30〜40mの列が発生することも確認されました。
階段・改札の新設検討案も
ホーム上の混雑を平準化させる案が3つ示され、今後、比較検討されることになりました。3つの案とメリット・デメリットは次の通りです。【1】東京方に階段を新設。エスカレーター待ちの行列は減少するが、滞留人数の多い大船方の混雑緩和にはつながらない。東側にしか施行ヤードが取れず、資機材搬入が困難、【2】大船方に階段と改札を新設。大船方に改札口を新設することでコンコースやホームの混雑が緩和されるが、東側・西側ともに施行ヤードの確保が難しく、資機材搬入が極めて困難、【3】改札横に階段を新設(通路無し)。改札内コンコースは大規模改修により混雑が緩和されるが、ホーム上で最も混雑する箇所をさらに混雑させることになる。改修に複雑な旅客動線の切替を伴う――。
今後は経済性・施工性・事業効果などによる比較検討案の絞り込みと深度化、概算事業費・工期・事業スキームの決定などを含めた基本計画の策定が進められます。また、湘南新宿ライン快速の停車などのソフト(短期的)対策と調整、JR東日本との費用負担協議も予定されています。
公明党市議団では、本件について今年も市に予算要望をし、他の駅も含めた課題駅改良検討に2500万円の予算が計上されました。今後も市民の安心・安全のために尽力してまいります。
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4月18日