元ワーキングママがゆく【4】 市政レポート 女性のがん検診 横浜市会議員 伏見ゆきえ
平成26年度決算特別委員会、局別審査にて健康福祉局に質問しました。
横浜市では職場の検診などの他に受診機会のない方で、以下の年齢要件等を満たす方は――
◆胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診▽40歳以上の市民を対象に年度に1回
◆前立腺がん検診(PSA検査)▽50歳以上の男性市民を対象に年度に1回
◆子宮がん検診▽20歳以上の女性市民を対象に2年度に1回(前年度に受診していない方が対象)
◆乳がん検診▽40歳以上の女性市民を対象に2年度に1回(前年度に受診していない方が対象)
――となっていますが、受診率はあまりよくありません。また、男性に比べ女性は職域でのがん検診の受診機会が少ない状況です。
受診者の負担減を
横浜市の子宮がん検診の受診率は23・5%、乳がんは18・2%です。女性特有のがん検診のうち、乳がん検診の実施方法の変更について厚生労働省で議論されています。視触診とマンモグラフィ併用だった検診をマンモグラフィ中心にすることや、超音波装置による乳がん検診の実施にする等です。超音波装置による検診は、マンモグラフィのような圧迫による痛みを伴わないメリットがあります。
医療技術は進歩しており、受診率向上のためにもこれまでとは違う、新たな取組みが必要です。がんから自分を守るため、自己診断用のグローブによる定期的な自己触診の大切さを伝える啓発の実施や血液検査など受診者の身体的負担が少ない方法の検討など、また、これらを身近な市役所や区役所で受診ができる環境づくりが必要と考えます。
今回は、こうした質問をさせていただきました。
横浜市でも、直ぐにとはいかないと思いますが、前向きに取組んでもらえるように働きかけていきます。
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市長に子育て・子ども対策 質問!4月18日 |
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4月18日