医療法人横浜柏堤会が組織する女子ラグビーチーム「YOKOHAMA TKM」は2015年から新体制となり、約1年が経過した。部員はレフリーを含め20人。地域活動にも積極的に参加するなど地域とのつながりを大切に活動を続けている。
今年から新体制となりスタッフも含め女性中心で組織される「YOKOHAMA TKM」。新たに長谷部直子ヘッドコーチが加わりチームも勢いづく。当初、長谷部さんのチームに対する印象は「ウエイトをしっかりやっているため、体は出来ているけれど、ラグビーに対する理解度はまだまだ」というもの。そのため、練習後にチームで試合などのビデオを見て話し合い、チームのレベルアップを計ってきた。長谷部さんはまた、「強いチームを作る。そのために文化を作りたい」とも。今まではチームを存続させるためにラグビーをやってきた部分もあったが、「勝負にこだわることで勝ち負けを意識させたい。また、具体的には、あいさつや常にグラウンドにある荷物の整理などを徹底し、セミプロとしての自覚を持ったチーム作りをしたい」と抱負を語った。キャプテンの鈴木育美選手は「応援してもらっている地域、職場の人たちのために恩返しをしたい、また戸塚区に女子のラグビーチームがあることを知って欲しい」と話した。
同チームは今年の夏に行われた「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2015」横浜大会では12位中6位、「YOKOHMAMA TKMピンクリボンカップ」では準優勝。そして、11月に行われた「第2回全国女子ラグビーフットボール選手権大会」では「東京PHOENIXRC」などとの合同チーム「PTBR」で7組中5位の成績を残した。
周辺清掃も実施
同チームは地域活動にも力を入れる。月2回、区役所周辺の清掃を行ったり、戸塚警察署内の見学を行ったり。12月には年末に行われる交通安全運動の飲酒撲滅キャンペーンに協力する予定。長谷部さんは「区役所や警察も、目的は違えど地域のために努力をしている。自分たちも努力し地域に応援されるチームになりたい」と話し、鈴木さんは「地域活動には積極的に参加していきたい。日頃の感謝を込めて地域に愛されるチームになりたい」と今後を見据えた。
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