神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2016年7月14日 エリアトップへ

「戸塚宿」立体地図で再現 イベント等で披露予定

社会

公開:2016年7月14日

  • LINE
  • hatena
完成した模型を前に笑顔のメンバー(一番右は代表の根岸さん)
完成した模型を前に笑顔のメンバー(一番右は代表の根岸さん)

 旧東海道神奈川宿から藤沢宿までの各宿場町に関わる活動をする市民団体らが連携し、各エリアの立体地図を製作しており、このほど戸塚宿を再現したエリアが完成した。今月末には戸塚エリアの、また10月には全エリアの立体地図が戸塚区のイベントで披露される予定となっている。

 立体地図の製作を進めているのは「武相宿場連携まつり実行委員会」。各宿場町に関わる活動をしている市民団体らが「横のつながりを強化し東海道域を盛り上げよう」と昨年立ち上げた組織で、戸塚では歴史を通じた地域活性化を図る戸塚見知楽会(根岸正夫代表)が中心となっている。

 立体地図を製作する話が同実行委員会で持ち上がったのは昨年末。「皆で何か形になるものを」との声がきっかけだったが、戸塚見知楽会のメンバーには「自分たちにできるのかという疑問もあった」という。

 レクチャーを受け、製作が始まったのは1月中旬。月に2〜3回、1回に10〜13人が集まって戸塚区役所で作業を進めた。等高線のある明治期の地図や、古くからの街道を示した江戸時代の絵図をベースにして製作は進められた。

 戸塚宿エリアは境木・戸塚・原宿の3枚で構成され、縮尺は4000分の1(高さの縮尺は2500分の1)。1枚のサイズは約60cm×約100cmとなり、神奈川宿1枚、保土ヶ谷宿1枚、藤沢宿1枚の計6枚を合わせると6mを超える。

 最も大変だったのは高低差の表現。厚さ2㎜のスチレンペーパーを等高線に沿って切り、最大14枚を積み重ねた。松並木の表現にも苦心した。

 ただ、苦労ばかりではなく、「子どものころ、この辺で遊んだなあ」などと雑談が始まり、手が止まることもしばしばだったという。

起伏に富む地形が一目で

 見どころは、立体感のある仕上がり。場所の特定が容易にできるよう、道標も数多く設置した。根岸さんは「多くの方に見ていただくことで、郷土への愛着につながれば」と話す。

 完成した戸塚宿の立体地図は、7月30日に区総合庁舎等で行われる「ウナシーなぞとき広場」で披露される。また、10月の「とつか宿場まつり」では他宿場も合わせた計6枚を展示する予定となっている。
 

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

硬式野球全国大会で金

戸塚中・河内さん

硬式野球全国大会で金

中本牧リトルシニア所属

4月25日

地球温暖化「考えて」

地球温暖化「考えて」

泉区が冊子を作成

4月25日

新区長に近藤氏

戸塚区

新区長に近藤氏

本紙に区政の展望語る

4月18日

新町名「ゆめが丘」誕生

泉区

新町名「ゆめが丘」誕生

大規模再開発が契機

4月18日

母校・明学の応援歌制作

スカパラ・茂木欣一さん

母校・明学の応援歌制作

戸塚で学生とお披露目

4月11日

開校式で新たな一歩

いずみ野小学校

開校式で新たな一歩

「学校の良さ2倍に」

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook