政策提言が実現! 県政報告 新たな性的被害支援センター開設へ 神奈川県議会議員 そがべ久美子
「ワンストップ」で対応
神奈川県は、ワンストップで性犯罪、性暴力の被害者を支援するセンターを今夏、横浜市内に設置します。
私は議員活動開始以来、取り組むべき重要施策の1つとして「ワンストップ支援センター」開設を位置づけてきましたので、大きな前進です。
県内の相談窓口としてこれまでも「かながわ性犯罪・性暴力ホットライン」が機能してきていました。しかし性的被害を受け、心身ともに傷ついている被害者ご自身で警察、医療機関などそれぞれと連絡を取り、相談する制度になっているため、あまりにも負担が多すぎると私は思っており、改善を訴えてきました。
被害者への付き添いも
今回導入されるシステムは、法務関係者やカウンセリングスキルなどを持つ、ワンストップ支援センター(24時間・365日)の相談員が話を聞き、その上で警察への被害届の提出、犯罪被害者サポートステーションや医療機関への相談を、被害者に付添いながら一緒に行うものです。
27年と28年を比較すると、県内の刑法犯認知件数は減少していますが、性犯罪は、531件が538に増加しています。周囲の目を恐れ、「泣き寝入り」している方も多いと思われ、実際の数は正確に把握できないのが現状。お隣の韓国では今回の県と同様の制度を導入していますが、3倍の検挙率になったとの報告があります。
一人で悩まず、まず相談を
性的被害を受けながらもその傷を身近な人にも言えず、一人で抱え込んで生きていくのはとても辛いこと。万が一、そのようなお悩みを持つ方がいれば、間もなく開設されるワンストップ支援センターをぜひご活用ください。
※相談はこちらへ。
【電話】045・210・7379。
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