戸塚区版 掲載号:2018年6月7日号
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和泉川 今年度末、全域通水へ 改修事業で治水機能向上

社会

和泉川。新幹線下の改修区間(泉区・和泉三家橋から撮影)
和泉川。新幹線下の改修区間(泉区・和泉三家橋から撮影)

 1971年から約半世紀にわたって行われている和泉川の改修事業。未整備部分の工事が進み、今年度末に全域が通水する。担当する市道路局ではこれにより、河川の治水安全度が向上するとしている。

 瀬谷区の瀬谷市民の森を源流とし、泉区を南下しながら、戸塚区の俣野町で境川に合流する和泉川。市では台風などでの豪雨よる河川の氾濫を防ごうと、71年から改修工事を続けてきている。

 工事内容は、旧川(きゅうせん)を生かしつつ、ショベルカーなどで掘削をしながら新たな別ルートの河道(かどう)をつくるもので、同時に、護岸改修も実施。市ではこれにより、1時間あたり50ミリの降雨があった場合でも治水が可能になったとしている。

 工事区間は上流の二ツ橋から下流の境川合流点までの9・42Km。現在最終的に整備を進めているのが、東海道新幹線下から権太坂和泉線までの区間で、この改修により来年3月末、全域が通水することになる。

貯留施設も設置

 和泉川では、2014年の台風18号による被害が特に甚大だった。新宮西橋(泉区和泉町)でも道路に浸水し、車が通行できなくなるほどの事態となった=写真下=。市では改修工事とあわせて、13000㎥の雨水を一時的に滞留させることができる貯留施設を設けるなどの対策をとってきていた。

 道路局担当者は「時間はかかったものの、今回の改修事業により、和泉川全域の治水の安全度は高まることになる」と話している。

 泉区連合自治会町内会長会の馬場勝己会長は「特に新幹線下付近では大雨のたびに不安が大きいところがあったが、改修のめどが示され、安堵している」と語った。
 

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