戸塚区の高齢化率は市内平均より高い数値を示しており、それに伴い要介護認定者も増加している。対策が急務となるなか、区では地域住民が自主的に介護予防に取り組む「元気づくりステーション」を推進。現在21グループが活動をしており、健康の維持・促進に一役買っている。
国が高齢社会を見据え、介護保険法を見直すなかで、そもそも病気に罹りにくい体づくりを目指してもらおうと、2012年度に開始したのが「地域づくり型介護予防事業」。この施策として始まったのが「元気づくりステーション」だ。
地域の高齢者が自主的にグループを結成し、活動を行うことが特徴で、体操やストレッチ、認知症予防講座などに取組んでいる。
行政主導ではないものの、区側も立ち上げ時から運営が軌道に乗るまでは、プログラムを一緒に考えたり、運営ボランティアの集め方や専門講師の紹介をしたりなどの支援を続けている。
区内では現在21グループが活動を展開しており、名瀬第2町内会館では「脳トレ体操」が月2回介護予防に取り組んでいる。
区高齢・障害支援課担当者は「課題は男性の参加が少ないこと。地域で顔見知りもでき、生活に安心感も生まれるので参加を。誰でもできるレベルに設定しているので、健康維持に役立ててほしい」と話す。問合せは同課【電話】︎045・866・8439。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>