市内を本拠地とするプロバスケットボールチーム「YOKOHAMA B-CORSAIRS(ビーコルセアーズ)」のメンバーが9月に小雀小学校の児童を対象にバスケ教室を開催した。同小の近隣にある企業が協力して実現したもので、児童から好評を得ている。
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教室には、5・6年生の児童142人が参加。チームからは小原翼選手、ハンター・コート選手、コーチら6人が出向き、基本的な動作であるパスやドリブルをはじめ、シュートを上手く入れるコツなどを指導した。
終盤には、児童15人と選手ら4人との試合も実施。子どもたちは2m近くある選手の背の高さや素早いプレーに圧倒されながらも、夢中になって取り組んだ。試合後は「バスケの面白さを実感できた」や「プロのすごさを間近でみることができ、貴重な体験になった」などの声が上がっていた。
地域貢献を推進
同チームは「青少年の健全な育成」を掲げており、創設当初から県内企業と連携して子ども向けのバスケ教室を地域で行っている。
その中で半年前、かねてより国道1道線沿いのゴミ拾いなど、地域に根差した社会貢献を行い「横浜型地域貢献企業認定 最上位」も取得している小雀建設(株)に着目。「地域のために何か一緒にできないか」と声を掛けた。これを受け同社は「これからの時代をつくる子どもたちに何かしてあげたい」という小泉和雄社長の強い思いもあり、近隣の小雀小に話を持ちかけ、体育の授業の一環としてバスケ教室を開催する運びとなった。
今回の企画に同チームの福永健人さんは「プロ選手と触れ合うことで、バスケットボールの楽しさを感じてもらえたら嬉しい。今後も協働し、戸塚区を盛り上げたい」と話す。同社の社会貢献活動における責任者・磯直行さんは「子どもたちが楽しむ姿を見ることができて良かった。今後も(同小学校で)年に1回のペースで取り組みたい」と話した。
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