戸塚区版 掲載号:2019年3月14日号
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矢部町在住白瀬さん 難病経て、漫画講座開設 特技生かし一歩踏み出す

文化

道具を手にする綾乃さんと作品を持つ出帆さん
道具を手にする綾乃さんと作品を持つ出帆さん

 矢部町在住の白瀬綾乃さん(40)が、漫画の描き方や面白さを伝える講座「こみっくクラブ」を吉田町にある交流施設「ふらっとステーション・とつか」で3月23日(土)からスタートさせる。白瀬さんは6年前、難病に罹患。再起のきっかけとなったのが、特技の絵や漫画だった。「これを機に人に元気を与えられたら」と思いを込める。

 幼少の頃から漫画を描くことが好きだった白瀬さん。その腕前は友人からも評判で、中学時代はプロの漫画家を目指していたという。これまで3回ほど新人賞への応募経験もあり、以降は趣味として続けてきた。「読んだ人が登場人物の気持ちに共感できるよう、表情を細かく描くことを心掛けている」と作品づくりのポイントを語る。

 そんな白瀬さんが講座を開こうと思い立ったきっかけは、6年前に罹患した「ギラン・バレー症候群(※)」だ。「咳やめまいが続き、検査をしたら病気が発覚した。入院中は実際に呼吸が止まったことも」と闘病生活を振り返る。

 治療を経て克服したものの、退院直後は後遺症で家事も思うようにできなかったという。「毎日ただ座って家族の帰りを待つだけ」。落ち込む日々の中で「何のために生きているのか」と自問自答するようになっていった。

「自分にできること」模索

 そんな中、自宅付近にある施設「ふらっと・ステーションとつか」と出会う。同所では、日常生活で悩みを抱えている人同士が話し合う場を定期的に設けており、白瀬さんも会に参加。様々な境遇の人と触れ合うなかで、「自分にできることを模索したい」という強い思いが沸き上がった。

 すぐに同所のスタッフに相談。アドバイスを得て、昨年、老若男女問わず参加できる絵画教室を初開催した。その中で漫画を披露した際、周囲から「漫画ができるまでの過程が面白い」「作品が素敵」などの声が上がったという。「特技で人を喜ばせることができて本当に嬉しかった」。好評を得たことで自信が付き、今年に入ってから同施設で初となる漫画に特化した講座を、開催する運びとなった。

 講座では、まず参加者に自由に絵を描いてもらい、その上でストーリーの組み立て方や描き方のコツなどを教える。また、色の濃淡や背景の模様を表現する画材や専用のインクとペンなど、実際にプロが利用する道具も紹介。こうした流れを通じて、漫画を描くことの面白さを伝えるという。今回は娘・出帆(いづほ)さん(10)も企画に協力し、ともに盛り上げていく。

 白瀬さんは「絵や漫画が自信を取り戻すきっかけを与えてくれた。上手い下手は関係なく、それぞれのペースで楽しんでもらえるような講座にできたら」と話す。

※ギラン・バレー症候群…末梢神経に障害が起きる難病。手足の違和感を覚え急速に動けなくなるほか、重症化すると呼吸が止まることもある。

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