東戸塚商店会(森田達美会長)が発足1年を迎えた。”未来の子供たちに誇れる街へ”を合言葉に、月1度の清掃やユニバーサルマナー検定を受けるなど、社会貢献に注力する特徴を持つ。9月4日・5日には区と連携し、酒を楽しみながら生演奏が聞けるイベントも実施。活動に勢いがついてきている。
JR東戸塚駅は1980年に開業。それに伴い駅周辺に店舗・大型商業施設も数多く出店されてきたが、「商店会」組織は形になっていなかった。森田会長を始めとした数人が「東戸塚ふれあいさくら祭り」「とつか夏まつり」に参加するなか、「商店・企業・地域との連携を広げ、より良い街づくりをしよう」という考えとなり、昨年2月、同エリア周辺の商店主や個人事業者など160人以上が集まった初会合を開催。4月に30社(個人会員含む)が名を連ねたなか正式に会は発足した。
まず力を入れたのが清掃活動で、行政と協働して身近な道路を美化する「ハマロード・サポーター」に登録。月1回、駅東口側のゴミ収集に汗を流している。このほか、障害者や高齢者など多様な人が訪れる商店会として、接客や対応方法などを学ぶ「ユニバーサルマナー検定」を県内で初めて商店会として受け、3級の資格を取得。社会貢献活動を視野に入れている。
また、酒を楽しみながら店舗内で生演奏が聞ける「とつかはしご酒ライブ」を9月4日(水)・5日(木)に同駅周辺の飲食店で開催(両日とも午後5時〜9時20分)。約30店舗が参加する。現在前売り券2200円(3枚つづり)を発売中だ(当日券は2500円)。
森田会長は「現在55社が加盟してくれるまでに成長してきた。秋頃には『東戸塚マルシェ』も行う予定。次世代の住民が東戸塚を誇れる街になるよう、頑張りたい」と話す。
「はしご酒」の問合せは事務局(戸塚区地域振興課)【電話】045・866・8416。
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