戸塚小学校の児童を中心に結成する「戸塚ACFホークス」の4年生以下のチームが、11月に決勝戦が行われた2つの大会で優勝を飾る快挙を見せた。
ホークスは5〜6年生のAチーム11人、4年生以下のBチーム22人で構成。今回好結果を残した
Bチームは、エースで強打者でもある河内景虎君(4年)を中心に、投打のバランスが取れている強豪チームだ。
準決勝戦が山場
11月17日、決勝戦を迎えた「YBBL第12回各区代表4年生大会」は、予選を勝ち抜いてきた市内各区の代表チームがしのぎを削った。今大会もっとも苦戦したのは準決勝の南瀬谷ライオンズ戦(瀬谷区)。0対0のま終了し、特別延長で河内君が3ランを放ち、3対1で突き放した。決勝の川和シャークス戦(都筑区)は先取点を取るなど終始有利な試合運びを見せ、6対3で初優勝を果たした。
強豪チーム破る
11月30日に決勝戦となった「第34回わかばジュニア大会」は、県内124チームが出場。今大会の最大のピンチは市内屈指の強豪チームで4回戦で対戦した平戸イーグルス戦(戸塚区)。同チームとは、YBBL大会の区予選決勝でもあたっており、13対12の乱打戦の果てに辛勝したライバルだ。それだけに選手たちはいつもより緊張した面持ちでグラウンドに立った。今回は一転、息を飲むような投手戦となり、ワンチャンスをものした方が駒を進める展開に。結果は2対1の薄氷を踏むような勝利となった。勢いにのったホークスはその後も順調に勝ち続け、迎えた決勝の元石川サンダーボルト戦(青葉区)は、6対2の先行逃げ切りの形で優勝旗を手に入れた。
チームを引っ張って来た河内君は「この2大会は優勝を狙っていたので、投打とも全力でプレーした。特に投げるときは相手のタイミングを外すための練習を重ねてきた」と笑顔で語った。
橋本健太郎監督は「『楽しく野球をやろう』が私たちの掲げているスローガン。6年生でピークを迎えるチームにしたいので、今回の成果は大きな自信につながるのではないか。楽しみにしている」と期待を寄せた。
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