神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2020年10月29日 エリアトップへ

ヨコハマ市民まち普請事業 小雀町の団体 1次通過 車椅子で集える拠点 提案

社会

公開:2020年10月29日

  • LINE
  • hatena
コンテストで使用した地域の概況を伝える用紙を持つ奥山代表(左)と小谷哲夫副代表
コンテストで使用した地域の概況を伝える用紙を持つ奥山代表(左)と小谷哲夫副代表

 2020年度の「ヨコハマ市民まち普請事業」1次コンテストが10月10日に市役所で行われ、区内からは、小雀町の不登校児や発達障害児などの支援を長年にわたり続けているボランティアグループの提案が通過した。

 身近な生活環境の課題改善のため、ハード面の整備を主体的に行う市民グループに市が最高500万円の助成金を交付する同事業。今年度は11グループからの提案があり、有識者が審査するコンテストの結果、6グループの提案が来年3月に開催される最終の2次コンテストに進んだ。

障害の有無関係なく支援

 区内から選ばれたのが小雀町の「ぐるーぷ・ちえのわ事業検討委員会」(奥山雅子代表)だ。同委員会は、1987年に結成された「ぐるーぷ・ちえのわ」のメンバーで構成。当時小雀小学校の個別支援学級の教員だった奥山代表が「障害の有無に関係なく、子ども達が一緒に楽しく活動できる場づくりをしたい」と願いスタート。06年に現在の拠点となる民家を借り、「第1ホーム」を立ち上げた。以後、同敷地内に17年までに4軒のホームを開設。各ホームでは、小中学生への学習支援、発達障害児などを支援する余暇活動、一般の人も多数参加する染色、織物、陶芸の体験活動など多岐にわたる。

 今回「まち普請事業」に提案したのは、車椅子の人も集える多目的交流スペースの開設。今年5月、敷地内の借家が空いたこと、以前から車椅子利用者がホームに訪れていたことから奥山代表らが「バリアフリー化された5つ目となる新ホームを作り、高齢者支援もしたい」と考えたという。

 10日に開かれたコンテストでは、スロープ、段差のないフロアーを設置し、地域住民など誰でも立ち寄れるコミュニティーカフェ、染め・織り、陶芸などができるワークショップの実施などの案を紹介。審査員から高評価を得た。奥山代表は「2次通過を期待している。支えてくれた小雀町の方々に恩返しできるスペースにしたい。教え子たちも一緒に働けたら嬉しい」と話した。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

硬式野球全国大会で金

戸塚中・河内さん

硬式野球全国大会で金

中本牧リトルシニア所属

4月25日

地球温暖化「考えて」

地球温暖化「考えて」

泉区が冊子を作成

4月25日

新区長に近藤氏

戸塚区

新区長に近藤氏

本紙に区政の展望語る

4月18日

新町名「ゆめが丘」誕生

泉区

新町名「ゆめが丘」誕生

大規模再開発が契機

4月18日

母校・明学の応援歌制作

スカパラ・茂木欣一さん

母校・明学の応援歌制作

戸塚で学生とお披露目

4月11日

開校式で新たな一歩

いずみ野小学校

開校式で新たな一歩

「学校の良さ2倍に」

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook