市政報告vol.18 中学校給食、実態に即し対応を 横浜市会議員 やまうら英太
中学校給食の改善は、私が市会議員として活動を始めて以来、一貫して取り組んでいるものです。
決定権を持つ横浜市は現時点では、完全学校給食導入に消極的であり、これまで通り家庭弁当と「ハマ弁」の両立という方針を崩していません。しかし私は、民意を丁寧に聞き取りし、柔軟に対応すべきと考えます。
市は平成26年度に「中学校昼食に関するアンケート」を実施、市ホームページでも公開しています。しかし、”家庭弁当は継続”という前提の質問事項の上、アンケート対象者の世代が幅広いため、実態に即したものとは言えません。しっかりと声を聴く必要がありますが、市は現時点でその予定はないとしています。これに関して私は、あらゆる場面で市長、市に対してまず、市民のニーズを正確に把握するよう求めており、今後もさらに要求していきます。
”頼みやすい環境”づくりを
ところで「ハマ弁」の利用者は1・1%と非常に低い状況。この要因は何と言っても申込みの不便性にあります。インターネット申込みで、クレジット決済は配達日の7日前、コンビニ決済は配達日の10日前、FAX注文は毎月20日に翌月分の注文となり、これでは頼みにくいのは当然。市が本気で喫食率を高めたいなら、締切日の変更はぜがひでも着手すべき。利用者が少しでも増えてくれば、周囲の目を気にしがちな思春期まっただ中の生徒たちも頼みやすくなるものです。こうした”心の問題”は見落とされますが、私はとても重要だと思います。
国、市は女性の社会進出を政策として推進しています。であるのなら、働きやすい環境を整えていくのは、行政の役目。毎日のお弁当作りの負担は多大です。
私は給食導入を含め、多角的な面から中学校給食のよりよい形を模索・提案して行きます。
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市長に子育て・子ども対策 質問!4月18日 |
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4月18日