横浜市会報告 2019年のテーマは、「感度」 横浜市会議員 鈴木太郎
2019年の年頭にあたり、毎年恒例の今年の鈴木太郎の活動テーマを発表します。テーマは「感度」です。平成が終わり新たな時代を迎えます。時を同じくして戸塚区は区制80周年の節目を迎え、横浜ではラグビー・ワールドカップが横浜で開催。大きな節目です。
不確かな時代を生きる
VUCA(ヴーカ)という言葉をご存知でしょうか?Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉だそうです。現代社会は変わりやすく、不確かで、複雑にからみあい、曖昧な側面が多い、一言でいえば「予測不能な状態」。だからこそ大切なのが「感度」を磨くことです。
横浜の課題も複雑化
横浜の課題も多様化・複雑化しています。本当に必要な政策は何なのか、判断がどんどん難しくなっています。政治の役割は決断すること。難しい判断にも目を背けずにチャレンジしていく、そのために研ぎ澄まされた「感度」が必要です。
昨年、海に浮かぶマイクロプラスチックが大きな話題になりました。私は以前からこの問題を市会で取り上げ警鐘を鳴らしてきました。海に浮かぶプラスチックはその多くが陸上から発生しているとされていますが具体的にどのような物質がどの経路で海にたどり着いているか不明です。そこで市の下水処理場周辺のマイクロプラスチック動向調査を提案し、実現しました。不確実な未来を切り開いていくために必要なことを提案する「感度」が重要です。
特別支援学校の再編問題
横浜市教育委員会は、特別支援学校の再編・整備を進めています。今年4月には新たに左近山特別支援学校が開校。この再編・整備に教育委員会は当初、狭隘化している北綱島特別支援学校を閉校する方針でした。しかし、実情を調査していくと、閉校による課題は多く、むしろリスクが高まると考え、再三再四、教育委員会と協議を重ねた結果、北綱島特別支援学校を分校という形で存続させることができました。本当に必要なことを見極める「感度」が重要です。
「感度」を磨くことで本当に必要な政策を実現できます。「チャンスを創る政治」の実現に向けて本年も頑張ります!
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市長に子育て・子ども対策 質問!4月18日 |
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4月18日