横浜市では、市内各区役所で放射線量測定器の無料貸し出しを始めている。保土ケ谷区では、今回受付を開始している4月27日までの貸し出し分のうち、既に113件の予約があるという(2月24日現在)。
市が貸し出している放射線量測定器は「HORIBA製シンチレーション式環境放射線モニタ」で、空気中の放射線量測定に適している。
利用は無料だが、事前の予約が必要で、区内在住で20歳以上の個人、同一世帯で1回のみの利用であることが条件となっている。貸し出しは祝日を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後4時までで、1日2台。保土ケ谷区では1月24日の貸し出し開始から、2月24日までに132件の問合せがあり、113件の予約を受け付けた。
青葉区、緑区、金沢区、港北区、都筑区、泉区では2月23日時点で、既に今回受付分(4月27日まで)の予約が終了している。
「測定で安心」の声
市が放射線量測定結果に対する「目安」として定める数値は、地表高1mで測定した場合は毎時0・23マイクロシーベルト(1cmで0・59)。
保土ケ谷区の担当職員によると、利用者からは「測定器の操作が思ったより簡単だった」「測定値が低くて安心できた」といった声が聞かれる一方で「貸し出し期間をもっと延ばしてほしい」といった要望も寄せられているという。
5月以降の貸し出しについては未定。予約の受付は専用番号【電話】045・334・6263まで。
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