初音が丘小が50周年 「児童が主役」で祝賀行事
初音が丘小学校(小澤好一校長)がこの程、創立50周年を迎え記念行事を実施した。公立校の周年に際しては、記念誌の発行やオブジェ製作などが多い中、同校では児童が中心となって「縄跳び」のパフォーマンスイベントを開催。子ども達の元気をアピールする内容に会場は笑いと歓声に包まれた。
同校の体育館で5月2日に行われたこのイベントは、5年生と6年生で構成される児童運営委員会が地域と一体となり実施したもの。地元の自治会長や、PTA会長らと共に「50周年記念事業実行委員会」を発足し、およそ1年前から準備を重ねてきた。
縄レンジャー参上
また、児童たちはこの日のために1ヵ月にわたるリハーサルを行ったほか、当日のパフォーマンスイベントの司会と進行を務めた。イベントにはゲストとして縄跳びのプロパフォーマー「縄レンジャー」が色とりどりのコスチュームで登場。児童たちの目の前で縄跳びの技を披露した。
同校は、今年から児童の体力向上に取り組んでいる。特に縄跳びを推進していることから、レンジャーによる飛び方のレクチャーに児童たちは身を乗り出して見入っていた。またパフォーマンスにも加わり難しい技にもチャレンジ。歓声と笑いが絶えないイベントとなった。
運動場で行われる予定だったこのイベントは雨天のため体育館での開催となったが、予定時間をオーバーするほどの盛り上がりを見せた。学校側は「これまでにない子ども主体の式が出来たと思う。50周年を児童たち自身に意識してもらう機会になれば」とイベントを行った意図を話した。
11月には記念式典も
今回のイベントの他にも、11月には同校が毎年行っている「ふれあいフェスティバル」に合わせ、50周年記念式典が行われる。保護者や近隣住民を招き、児童が授業で制作した作品の展示や出し物が発表される予定で、柴田篤志副校長は「子どもたちから元気を発信して、地域の方に伝えていきたい」と話している。
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