神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2018年1月1日 エリアトップへ

保土ヶ谷駅東口商店会の会長で駅伝応援キャンペーンの実行委員として牽引する 渡辺 義雄さん 岩井町在住 72歳

公開:2018年1月1日

  • LINE
  • hatena

地域の絆を次へつなぐ

 ○…15年程前からJR保土ヶ谷駅東口で開催されている「箱根駅伝応援キャンペーン」。毎年1月2日と3日、駅周辺では藤塚太鼓による演奏や観戦用に大型テレビの設置、甘酒の振る舞いなど箱根駅伝の盛り上げに一役買っている。「保土ヶ谷駅東口商店会」の会長に就任してから約10年、同キャンペーンの実行委員の中心人物として活動し引っ張ってきた。「ここ数年、駅長や新しい人も喜んで参加してくれているので、毎年が新鮮な気持ちだよ」と嬉しそうに話す。

 ○…「このキャンペーンを前任者から受けてから苦労といったことは特段ないな」と笑うが、それでも引き継いだ当初はキャンペーンを実施するにも口頭でのやり取りが中心で、目安となる資料がなかったという。そこで契約書の作成からキャンペーン当日のスケジュール表、配置図などすべて書面におこして可視化。誰でも好きな時間に自由に手伝ってもらえるよう、また当日以外に他の参加者にも負担をかけることがないよう、工夫と気配りに努めてきた。

 ○…西久保町で生まれ、人生の大半を岩井町で過ごしてきた「保土ケ谷っ子」だ。父が将来事業を起こす事を想定し、商業高校へ進学、商いの基礎を学んできた。卒業後、イースト菌をベーカリー店に卸す会社に就職し、その後書店に転職。44歳の頃から定年を迎えるまで書店の店長として活躍した。「書店にいた時に仕入や返品など商売のイロハやマニュアル化を学んだことが現在も役に立っている」と話し、その経験を活かしてキャンペーンだけでなく、料理店を営む長男を裏方として支えている。

 ○…「たすきをつないできた駅伝のように、このキャンペーンについてもみんなに喜んでもらい、その先へつないでいけたら嬉しい。その上で地域に貢献できれば言うことないね」と幼少期から見てきた駅伝をこれからも見守り、地域で盛り上げていく。

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

保要(ほよう) 民子さん

保土ケ谷区老人クラブ連合会の第12代会長を務めている

保要(ほよう) 民子さん

狩場町在住 80歳

9月19日

宇佐美 勝彦さん

和田西部町内会の会長で、9月13日から開催する「秋のお祭り」を運営する

宇佐美 勝彦さん

和田在住 80歳

9月12日

小石川 悦子さん

岩井町原第一町内会の会長で、町内会運営のデジタル化などに取り組む

小石川 悦子さん

岩井町在住 62歳

9月5日

新井 好美さん

川島第四町内会祭礼実行委員会の委員長を務めた

新井 好美さん

東川島町在住 50歳

8月29日

長谷川 比源スターソジャナーさん

神奈川大学バスケットボール部に所属し、7月にU22日本代表に選ばれた

長谷川 比源スターソジャナーさん

横浜清風高校出身 19歳

8月22日

竹田 彩希(さき)さん

地元の魅力発信などがテーマの子ども食堂を川島地域ケアプラザで主宰する

竹田 彩希(さき)さん

川島町在住 34歳

8月15日

あっとほーむデスク

  • 6月20日0:00更新

  • 6月13日0:00更新

  • 5月16日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook