横浜市がこのほど発表した2021年度予算の中で、各区が独自の取り組みを推進するための予算「自主企画事業」の概要が明らかになった。保土ケ谷区では「いつまでも住み続けたいまち ほどがや」をテーマに37の事業を推進する計画だ。
「自主企画事業」は区役所が地域の特性やニーズに応じまちづくりを推進するための経費で、区は来年度予算編成に際し豪雨災害の激甚化・頻発化やコロナ禍の長期化に伴う新しい生活様式への対応、地域資源の積極的な活用による新たな担い手の育成・裾野拡大など、地域が抱える課題を勘案し4つの施策を柱に掲げ1億168万2千円を計上した。
防災、防犯をはじめとした「暮らしの安全・安心の確保」分野には2218万2千円を計上。災害対策として「自助・共助による減災運動」を推進するほか、感震ブレーカーの設置などを進める。また、交通安全対策、防犯、食の安全や温暖化防止行動の支援などに取り組む。
「誰もが健やかに暮らせる環境づくり」分野では子育てしやすい環境づくり、生活習慣病予防、介護予防などに取り組むほか、スポーツを通じた健康づくりを推進する。
自治会町内会をはじめとした団体との協働を推進する「つながり・支えあいの推進」分野では、新たな生活様式を踏まえ、ICTを活用した地域の活動や交流が展開できるよう、地域活動におけるICTの活用を支援する取り組みを新たに始める。
星川駅周辺整備
自然や歴史・文化など地域資源を活かした取り組みや駅周辺のまちづくりを進める「魅力あるまちづくり」分野では、星川駅高架下空間やその周辺において、地区の歴史を生かし、魅力向上を図るため星川駅周辺地区総合的なまちづくりガイドラインにおける「利便性が高く魅力あふれるまちづくり」の推進。周辺公共施設との連携により、区心部にふさわしい機能強化を図る。
バス路線
関係局と連携し事業を戦略的に行う「区局連携促進事業」の中では星川駅周辺のバス交通アクセス向上検討事業費として道路局の予算内に200万円が計上されている。
バス事業者が検討する駅南口交通広場に乗り入れるバス路線について、既存路線への影響や地元の意見などを取りまとめ、バス事業者と共有する。
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