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保土ケ谷区版 公開:2023年6月15日 エリアトップへ

中学生店長たちの挑戦 峰岡町に誕生「ピースカフェ」

コミュニティ社会

公開:2023年6月15日

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「子どもスタッフ」のあいさつを見守る緒方さん(左から2人目)
「子どもスタッフ」のあいさつを見守る緒方さん(左から2人目)

 「子どもの第3の居場所」がコンセプトの地域スペース「ピースカフェ」が6月3日、峰岡町の峰岡第二公園近くにオープンした。「店長」を務める中学2年生の緒方洸成さんら、子どもたちが運営に関わる。

 緒方さんがピースカフェの構想を考えたのは小学生の頃。「家でも学校でもない、子どもの居場所を作りたい」と考え、当時担任だった仏向小教諭の岩羽純一さんのサポートを受けながら、緒方さんが主体となって準備を進めてきた。

 緒方さんのほかにも区内の小中学生が「子どもスタッフ」として参画。地域の飲食店からコーヒーの知識や店舗経営のノウハウを学んだり、地域のマルシェに参加したりと昨年4月から準備を進めてきた。

 看板製作の(有)幸宣社がこの取り組みに賛同し、同社の倉庫をカフェスペース用に提供した。内装は子どもたちの手作りで、天井から床まで木製チップで一体化。机にもなる階段型の椅子や最上段にあるすべり台など、秘密基地のような雰囲気。緒方さんたちのアイデアが反映されている。

 3日の開所式では、緒方さんをはじめ子どもたちが「やりたいこと」を宣言。「料理教室をしたい」「お客さんが笑顔になる接客をしたい」といった言葉が並んだ。

個性分かち合う「居場所」に

 今後について「『子どもの第3の居場所』というコンセプトだが、どの年齢の人も楽しくできる、個性を分かち合える居場所にしたい」と緒方店長。土日を中心に不定期オープンで、次回は24日(土)正午からの予定。中学生店長と子どもスタッフたちの挑戦は始まったばかりだ。

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