市議選県議選 ”みんな旋風”区内でも 投票率は前回に及ばぬ45・87%
今月10日に投開票が行われた統一地方選。保土ケ谷区では、定数5名の市議選に9名、同じく定数2名の県議選に3名が出馬して、約2週間にわたる選挙戦を繰り広げた。
斉藤氏は連続トップ当選
現職と新人が入り乱れ、接戦となった市議選。結果的に、手堅い選挙戦を展開した斉藤伸一氏(公明)が3期連続のトップ当選。次いで磯部圭太氏(みんな)が票を伸ばし初当選を果たした。さらに田中忠昭、坂井太の自民両氏が入り、民主・森敏明氏が、最後の一議席を死守した。
一方、森氏と同じ民主党から出馬した平野干城氏はおよそ1800票差で涙を飲む結果に。また、唯一の女性候補となった岩見洋子氏(共産)、現職の実績を訴えた田中紳一氏(ヨコ)、しがらみのない選挙戦を繰り広げた片田和男氏の健闘も及ばなかった。
さらに県議選では新人の高橋栄一郎氏(自民)がトップ当選。同じく新人の芳賀洋治氏(みんな)も議席を獲得し、現職で民主党県議団長の高谷清氏が約400票差で惜敗した。
市議選、県議戦ともに、みんなの党の躍進と、政権与党の苦戦が浮き彫りになる結果となった。
投票率さらに下落
保土ケ谷区の投票率は45・87%(市議選)で、前回(平成19年)と比べで1・37ポイントの下落。50%を大きく割り込む結果となっている。
今回当選した議員の任期は4月30日から4年間。市会では、5月中旬に本会議が予定されており、正副議長や配属先、委員会などが決定する事になっている。
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