相鉄・西谷駅近くの水田で10月8日、近隣の小・中学生らが稲刈り体験を行った。川島町在住の三村敦夫さんが所有している区内唯一の水田を利用し、年間を通した農業体験を行う「ほどがや☆元気村」事業として実施されたもの。
今年で3年目を迎えるこの事業は、実体験を通じて農業や食の安全について考えてもらおうと、区が企画・運営しているもの。地元農家の指導の下「ボランティア養成講座」で農業の基礎を学んだスタッフらが、子ども達と一緒に米や野菜作りの体験を行ってきた。
8日の稲刈りには、小学校4年生から中学校1年生までの20名と、区民ボランティア35名が参加。泥と格闘しながら、懸命に稲刈りを行った。種まき・苗作り・田植え・草取りなど、一連の過程を体験してきた子ども達は、自分たちの手で育て上げた稲の収穫に、大きな達成感を味わっていた。
今年は原発事故問題などの影響で食の安全に関心が高まっていることから、この種の事業が改めて注目されているという。関係者は「こうした取組みを通じて、普段当たり前に口にしている食物について考えるきっかけにしてもらえれば」と話していた。
また、11月18日(金)からは、保土ケ谷区役所1階の区民ギャラリーで、「元気村」の活動内容を紹介する展示が行われる。事業に関する詳細問合せは、【電話】045・334・6308/区役所・地域協働課まで。
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