市内でも屈指の観梅スポットとして知られる、県立保土ケ谷公園(花見台)の梅の木が、間もなく見頃を迎える。同園では恒例の観賞イベント実施に向け、1月14日に枝の剪定(せんてい)作業を行うなど、準備を進めている。
保土ケ谷公園の梅は50種120本。毎年これからの時期、梅の花独特のほのかな白やピンク色の色彩はもちろん、春の訪れを感じさせる「香り」に包まれ、来園者を楽しませている。
同園では例年、この梅林を会場に観賞イベントを行っており現在は会場の整備などを進めている。1月14日には園の委託を受けた造園業者が梅林に入り、枝の剪定を行ったほか、枯れ木や落ち葉の清掃を実施した。
ピークは2月中旬
この日の作業を行った、株式会社濱田園(南区)の斎藤正昭さんによれば、今年の見頃は「やや遅くなる」との事。ここ最近の冷え込みにより、現在は「つぼみの実が締まった状態」になっており、多くの梅の木を見てきた専門業者の見立てとして、満開は「2月中旬。3月上旬まで見頃のピークが続くのでは」と予想する。
観賞イベントも
保土ケ谷公園では、この梅を多くの人に楽しんでもらおうと「観賞ウィーク」と銘打ち、2月5日(日)から19日(日)の期間、散策ルートを設定するほか、野点茶屋を出店する(16日まで)。 また、2月12日(日)には、毎年多くの区民などで賑わう「梅まつり」を実施。今年は新たに、梅林に隣接する東側の敷地を整備して、特設会場にする計画となっており、より充実したプログラムが予定されている。 催しの詳細問合せは【電話】045・333・5515/管理事務局まで。
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