植物の持つ癒しの効力に着目し、これを心や身体機能の回復などを目的とした「リハビリテーション」の場に活用する「園芸療法」の入門講座が保土ケ谷公園(花見台)で開催される。
NPO法人・日本園芸療法研修会が県公園協会と共に主催するこの講座は、園芸の特長や性質を利用して、リハビリだけではなく福祉や教育の現場等でも活用してもらおうというもの。
2月13日(月)を皮切りに、全4回の日程で開催され、参加者はまず「園芸療法に関する基本的な考え方」や「植物の選び方」などを座学で習得。その後「実践事例の紹介」などを経て最終回となる3月19日(月)には、障害者のリハビリ体験を兼ねたロールプレイ(模擬実践)として、花壇の植え込み作業などが予定されている(会場やスケジュール等の実施要項は左欄参照)。
各回ごとの申し込みも可能だが、全ての回を受講すればNPO法人発行の修了証が授与される。
植物の世話で充実感も
保土ケ谷公園では冨田秀子園長がこの園芸療法を学んでおり、同所で行う植栽事業などに活用されている。入門講座の講師を務める玉木ゆう子さん(区内星川在住)は「毎日の水遣りなど、世話をして成長を助けるという植物との関係性の中で自分の役割を見出し、充実感などを味わえるようサポートするのが園芸療法の特長の一つ。今回の催しを通して多くの方に広めていければ」と話し、参加を呼び掛けている。
詳細問合せは【電話】045・333・5515/保土ケ谷公園管理事務所まで。
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