希望者約40人に対応した
保土ケ谷歯科医師会（種田清隆会長＝今号人物風土記で紹介＝）主催による「口腔ガン検診」が10月20日、天王町駅そばの三師会館で行われた。
口腔外科の専門医３人と、同会から検診協力医９人が、抽選で選ばれた区民約40人を無料で検診するこの取り組み。当日は専門医１人に対し、協力医３人というチームを３つ作り、それぞれが15分に１人のペースで患者に対応。テンポ良く、およそ３時間で全参加者の検診を終えた。
検診終了後、専門医から要経過観察・要精密検査の必要性のあった受診者の口腔内写真を見ながら、考えられる病名・鑑別診断の要点解説などが行われる場面も。参加した協力医からは「日々の診療で口腔内を見ている我々臨床医が日々精進し目を養うことが、区民の口腔内を守っていく上で非常に重要であるという点を全員で再確認できた」と、成果を口にしていた。
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