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保土ケ谷区 コラム

公開日:2024.06.13

vol.520
ミルキーJr.モカ Jr.モネのほどがや
「梅雨」文/ささきやすえ(区内在住・フリーライター)

 ボクはミルキーJrモカJr モネ。瀬戸ケ谷町に住む2歳のミニチュアシュナウザー。

 「梅雨」は季節現象だけれど、気象庁での目安はあるものの、決まった「定義」は定めていないそうだよ。説明としては「春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨が多くなり、日照が少なくなる気象現象」とされている。沖縄、奄美を除いた全国で梅雨入り宣言が行われなかったのは1993年のこと。季節の変化が曖昧なまま夏を迎えたそうだ。

 「梅雨」の時期があるのは世界の中でも日本、韓国、北朝鮮、中国、台湾など東アジアの国々だ。梅雨の原因となる日本の上空の「梅雨前線」がとても長くて、近隣の国々の上空にまで達してしまうために東アジアの国々でも「梅雨」があるの。

「梅雨」のもとは「黴雨」

 梅の雨と書いて「梅雨」だけれど、6月頃と言えば梅の花はすでに散り実のなる頃。雨が多くて黴(かび)が生えやすい時期だったので、もともとは黴雨(ばいう)と呼んでいたのだけれど、みるからにじめじめとしたイメージだったので、この頃に旬を迎える同音の梅の字を黴に変えて「梅雨」と書くようになったそうだよ。

 「梅雨」を「つゆ」と読むようになったのは「露」から連想したという説、梅の実が熟して潰れる時期だから「潰湯」(ついゆ)という言葉と関連させたなどの節があるの。

 外出を控えてしまう梅雨時。青空の下での散歩が大好きなボクとしては「梅雨」は少し苦手。

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