西口商店街に「親子広場」 JR・保土ヶ谷駅周辺で初
保土ヶ谷西口商店街内に4月21日、親と子のつどいの広場「とぴあ」がオープンした。保土ヶ谷駅周辺では初の子育て広場で、商店街も「子どもとの交流で盛り上がれば」と、期待を寄せている。
地域との連携に期待
「とぴあ」は、保土ヶ谷税務署前のビルの2階に誕生した。0才から未就園児とその家族が利用でき、おもちゃや絵本の他、ベビーベッド、おむつ替えベッド、給湯室、ハイハイの赤ちゃんも遊べるスペースがある。これまで広場は、相鉄沿線に集中。「JR沿線にも作ってほしいとの要望があった」と、区のこども家庭支援課は話す。
運営主体は、星川駅前の子育て支援拠点「こっころ」などを手がけるNPO法人ピアわらべで、横浜市の補助を受けて運営している。
4月25日の開所式には多くの関係者が集まった。同法人の秋元秘路子理事長は、「地域とつながり、地域で見守る。地域に根付いた場にしたい」とあいさつ。保土ヶ谷駅西口商店街の柴田裕一会長は、「利用者との交流で、商店街を盛り上げたい」と、期待を寄せた。
オープン初日から利用者が多く、これまで星川の広場まで通っていた母親たちが、「近くにできてうれしい」と集まっているという。また商店街内にあるため、近くの店のコーヒーが飲めるとママたちが息抜きできる場になるのではないか、と利用者の母親から提案もあった。
施設長の原愛子さんは、「地域の協力でオープンすることができた」と感謝し、「親と子が地域の中で豊かに生活できるように、ここに集う人たちがつながりを持てる場にしたい」と話す。
「とぴあ」の利用時間は、月・火・木・金の午前9時30分〜午後3時まで。初回のみ見学は無料。問い合わせは、【電話】045・461・9496。
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