川島町にクラブハウスを構えるJリーグチーム「横浜FC」が2月28日(日)に2016年シーズン開幕戦を迎える。07年シーズン以来のJ1昇格へ向けた戦いの開幕戦は、カマタマーレ讃岐をホーム・ニッパツ三ツ沢球技場に迎えての一戦(午後2時キックオフ)。9年ぶりの昇格を目指す長丁場の戦いの火ぶたが切って落とされる。
同チームは昨シーズン、スロベニア出身のミロシュ・ルス監督を迎え、序盤こそ上々の滑り出しを見せ夏前までは上位を狙える位置につけたものの、夏場に失速。クラブ記録となる8連敗を喫するなどし、厳しい戦いとなった。9月には成績不振と体調不良を理由にルス監督が辞任するなどチームの歯車はかみ合わず、一時は降格が危惧される厳しい状況だったが何とか15位にとどまりシーズンを終えた。
積極的な補強
巻き返しを狙うチームは今シーズン開幕を前に積極的に補強を進めてきた。ファジアーノ岡山で左サイドを7年間支えてきたMF田所諒選手や2013年に徳島ヴォルティスをJ1昇格へと導いたストライカー・津田知宏選手などJ2での実績のある選手に加え、スロベニア出身の長身DFデニス・ハリロヴィッチ選手などと契約。
さらに高い技術で中盤の底から長短のパスを操るプレースタイルからイタリアの名プレイヤーになぞらえ「ベトナムのピルロ」と呼ばれるMFグエン・トゥアン・アイン選手を獲得した。
上位進出を目指すチームは1月中旬からベトナム、2月上旬からは宮崎県日南市でキャンプを実施。厳しいトレーニングを積み現在は地元・横浜に戻り、シーズン開幕に向け最終調整を進めている。
ルス監督再び
チームを指揮するのは9月にチームを離れたものの、昨年12月に再契約したルス監督。「クラブから再登板の話を頂き感謝している。さらに魅力的なサッカーをお見せし、まずは(J1昇格プレーオフに参加可能な)トップ6を目標としたい」としている。
スペシャル企画
開幕戦はスペシャル企画として先着限定で4千人に同チームオリジナルタオルマフラーをプレゼントするなど、特別企画が多数用意されている。
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