10月1日に区制90周年を迎える保土ケ谷区が区民らから投票を受け付けていたロゴマークとキャッチフレーズが決まり、1月6日に開かれた区の賀詞交換会会場で発表された。今後、地域の催しなどで使ってもらい、節目へ向けた機運を高めていきたいという。
保土ケ谷区は1927(昭和2)年、横浜市の区制施行にともない神奈川区、中区、鶴見区、磯子区とともに誕生。「老舗5区」と呼ばれ、今年10月に90周年を迎える。既に実行委員会組織が立ち上がっており、記念事業の実施などが検討されている。
記念ロゴマークは横浜国立大学と保土ケ谷区の連携協力協定に基づき、同大教育人間科学部学校教育課程美術教育講座の学生7人がイラスト原案を手掛けた。指導にあたる渡辺邦夫教授が選考・監修し、キャッチフレーズとともに4つの候補作を制作。ともに区内を流れる帷子川に生息し、区の鳥でもある「カルガモ」を基調に「90」の文字を配している。
実行委員会では9月下旬から10月にかけて区内在住者らを対象に人気投票を実施。総投票数1万3543票のうち、3割を超える支持を集めた採用作品は、90の数字の中をカルガモの親子が列を成して泳ぐ様が描かれている。母親の首には区の花「すみれ」のリボンがあしらわれている。
また、同時に投票を受け付けていたキャッチフレーズは、こちらも全投票の3割近い票を集めた「保土ケ谷で暮らすって…幸せカモ!」に決まった。
決定を受け渡辺教授は「この仕事をいただけたのは大変光栄。母と子がスクラムを組んで未来へ進むというメッセージが込められている。今後、このマークが皆さまに愛され、90周年が成功するよう願っている」と話した。
ロゴマークなどの利用には区区政推進課の承認が必要となる。承認方法などは区役所ホームページ内にある90周年記念事業ページに掲出されている。問合せは実行委員会事務局【電話】045・334・6203へ。
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