保土ケ谷区内を中心に活動する奉仕団体「横浜保土ケ谷ライオンズクラブ」(太田建造会長)が6月29日、新型コロナウイルス感染症拡大の防止を目的として、JR保土ヶ谷駅周辺の3つの商店街にフェイスシールドを寄贈した。同クラブではこのほか、区内の保育園や障害福祉サービス事業所など4カ所にも同様にフェイスシールドを贈った。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、クラブでは3月から会合を見合わせ。4月末にビデオ会議システムを通じて開かれた会議で、「この未曾有のコロナ禍の中、ライオンズクラブの奉仕の精神に基づき、地元地域を応援できないか」 と話し合いを進めた。
その結果、空気中のウイルス感染から顔を守り、細菌飛沫対策として各所で需要が増していた「フェイスシールド」の寄贈を決めたという。
7団体に245個
当初、最前線でウイルスと戦う医療現場への寄贈を模索したというが、多くの医療機関では第2波・3波に向け準備が整っていた。
クラブは昨年から保土ヶ谷宿場まつりを協賛していることもあり、まつり会場となる保土ヶ谷駅周辺の3つの商店街や保育園、障害者福祉サービス事業所、地域ケアプラザなど7カ所に贈ることとなった。
今回7団体に贈ったフェイスシールドは245個。その中のひとつ、保土ヶ谷駅西口商店街の萩原繁夫会長は「とてもありがたい。飲食業などのお店を中心に、お配りし活用させていただきたい」と話している。
今後も継続的に
クラブは7月から新年度となったが、この活動をこれからも継続する予定だという。太田会長は「初の試みで必要数・品質など各々の団体に対して適していたのかわからない部分もあった。今後、使い勝手や素材、必要数などをお聞きしながら、取り組みを継続的に進めていきたい」と話し、「区内でフェイスシールドを必要とするお店や団体があれば声を掛けていただければ」と話している。問い合わせは横浜保土ケ谷ライオンズクラブ事務局【電話】045・333・3990へ。
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