道路の美化や清掃などを行うボランティア団体「ハマロード・サポーター」活動にも参加する「峰沢町岡沢町自治会」(穴原豊会長)が取り組む独自の清掃活動が評価され、国土交通大臣賞を受賞した。8月28日には保土ケ谷区役所で贈呈式が行われた。
この表彰は毎年8月の「道路ふれあい月間」に合わせて行われているもので、横浜国道事務所が管理する区間で、道路の清掃や正しい利用などにおいて、顕著な道路愛護活動を行う団体に贈られている。
同自治会は2008年度から大池道路や自治会区域内全域を対象に清掃活動を展開。現在は地域住民ら30人が参加している。
保土ケ谷土木事務所によると活動範囲は区内最大規模で、道路上の不法投棄対策として不法投棄されやすい場所では警告の掲示と巡回を強化するとともに、分解・細断できる不法投棄物は独自に処理している。また、道路汚損防止のため、集積場所にあふれるごみ対策として、道路事情に合わせた手作りの箱を設置。これらの功績が評価を受けた。
この日の贈呈式で穴原会長は「土木事務所のサポートのもと、地域一丸となって取り組んだ結果で、とても嬉しく思う。世代交代を図りながら次世代へ繋いでいきたい」と語り、活動を先導する荒木紀美雄副会長は「ごみステーションを手作りで63基作ったことは苦労したが、地域への感謝の気持ちから、何か役に立てないかと考え始めたのが美化活動だった。身体の続く限り頑張っていきたい」と話した。
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