地域課題の解決に向け、区民主体で協議する「保土ケ谷区民会議」(小林由美子代表)が1月28日(金)午前9時から、家庭で使い終わった食用油を資源として活用することを目的とし「廃食油回収」ブースを区役所前広場で開かれる朝市の会場内に設置する。
温暖化対策につなげようという取り組みで地場野菜を販売する「まちなか農家さんのほどがや朝市」に合わせて実施。10月にブースを設置した際には約12リットルが集まったという。
回収ブースで受け付けできる油は、使用済みまたは期限切れの植物性食用油。使用済みの油はペットボトルに入れて、未使用品はそのまま持参する。
持ち寄られた油は環境に優しい燃料へ変え、ディーゼル自動車や発電機などに活用する事業を展開している「信愛エナジー合同会社」(泉区)が回収。精製作業などを経て、クリーニング店やビニールハウスのボイラー燃料、インクの材料などとして再利用されるという。問い合わせは区区政推進課【電話】045・334・6221へ。
「フードドライブ」へ協力を
会場には各家庭で不用になった未開封の食品や調味料などを持ち寄り、フードバンク団体や地域の福祉施設・団体などに寄贈する活動として注目を集めている「フードドライブ」も実施する。
過去の開催時には麺類、餅、油類、パスタ、カレールウ、缶詰類、顆粒類、のり、レトルト類、カップ麺、紅茶、しょうゆ、お菓子など100品以上の食品が寄付された。寄付できる食品は賞味期限が2カ月以上で常温保存が可能なもの。問い合わせは油回収同様に区政推進課へ。
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