聖ヨゼフ学園高等学校2年生の加藤りさ子さん=人物風土記で紹介=がMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)世界学生大会・日本代表選考で高校生エクセル部門3位、パワーポイント部門で入賞し、東京都内でこのほど行われた表彰式で表彰状を受け取った。
MOSとは、エクセルやワードなどのマイクロソフト オフィス製品の利用スキルを証明できる資格のこと。
この大会は、学生を対象にMOSを通して、社会人として必要なスキルを身につけ、卒業後は国際的に活躍できる人材育成を目的として開催する世界規模のパソコン大会。今年で17回目を迎えた。エクセルとワード、パワーポイントの3部門に分かれ、1〜3位を決定し、基準を越えた上位者は7月にニューヨークで行われる世界大会への出場権を得る。今回、加藤さんは届かず世界大会出場は逃した。
試験は、出題された問題を解き、点数とスピードで競う。今年度は、全国の高校生、専門学校生、大学生延べ7万1千人がエントリーした。
先輩に刺激受け
幼い頃からパソコンを触るのが大好きで、小学校2年生の時にはプログラミングをしていたという加藤さん。小学5年生の時には、WROというロボットコンテストで、横浜地区大会優勝などの経験も持つ。2016年大会で日本一に選ばれ、世界大会で7位という成績を収めた同学校の先輩の存在を知り、自主的にエントリーを決めた。
結果を受け、加藤さんは「周りの人に祝ってもらえて嬉しかった。でも日本1位、世界大会出場を目指していたので悔しい。次回も挑戦したい。今回エントリーしなかったワード部門にトライするため勉強中」と意欲を燃やしていた。
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