鶴見区内の少年野球チーム「寺尾ファミリー少年野球部」(小林松吉代表)が創立50周年を迎えた。「チーム全体が家族のように」との思いで活動してきた同チーム。小林代表は「これからも子どもたちの一生懸命な姿に感動をもらいながら、『全力野球』で成長していきたい」と力強く語った。
区少年野球連盟に所属する同部は1973年、当時の新興住宅街の一画で生まれた伝統ある少年野球チームの1つ。チーム名にある「ファミリー」は、チーム全体が家族のように仲間を大切にしてほしいとの思いから付けられた。
馬場小学校や上寺尾小を中心に練習を行い、馬場や上寺尾、旭小児童のほか、区境に近いこともあって港北区や神奈川区から通う児童もいる。少子化で子どもが減少する中でも33人の選手が所属。多い時には60人ほどの選手がいて、入団テストを行っていたこともあったという。
これまで同連盟主催の大会で5回優勝し、横浜市の大会で準優勝に輝いたこともある。「挨拶・礼儀」「道具を大切に」「全力疾走」をスローガンに掲げ、スタッフ一丸で子どもたちの健全育成に力を注いできた。小林代表は「これまでの歴史を築いてきてくれた関係者に敬意を表し、子どもたちに野球の素晴らしさを伝えられるよう、今後も『全員野球』で成長していきたい」と語った。
活躍誓う選手たち
50周年を迎えた今年も3月から12月まで続く公式戦に挑む。主将を務める鈴木翔夢さん(旭小5年)は「チームワークがあり、元気なところが強み。上級生の活躍に負けないよう、自分たちも良い成績が残せるように一丸となって頑張りたい」と活躍を誓った。
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