会談する両校生徒たち
「三ツ池公園フェスティバル」にボランティアとして参加する末吉中学校と寺尾中学校の生徒代表者らが４月25日、同園で顔合わせとなる「三ツ池会談」を行った。
三ツ池フェスは文化と環境をテーマに行われ、今年は５月18日に開催。同園に近い両校生徒は長年ボランティアとして参加していて、この会談は両校生徒の交流を深めようと開かれている。
生徒たちは、会場で来場者の持ち寄った牛乳パックをトイレットペーパーと交換したり、支援が必要な子どもに文房具を送るための鉛筆やシャープペンシル、ノートの回収を呼びかける。また、会場内のゴミ分別指導も担当するほか、今回は新たに自宅等で不要になった鉄道玩具のプラレールの回収も呼びかける。集めたプラレールは今後、地域の福祉活動などで活用される。
会談当日は10人が参加。それぞれが思いを語り、連携を取ることの大切さを確認した。初参加となる末吉中の酒井洸宇さん（３年）は「フェスを楽しく、少しでも誰かの役に立てるように頑張りたい」と話し、寺尾中の左崎幸芽さん（３年）は「昨年も参加した経験を活かして、積極的に呼びかけを行いたい」と意気込みを語った。
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