感謝状を受けた湯本さん（右）と中村支店長
還付金詐欺被害を未然に防止したとして、三井住友銀行鶴見支店（中村和明支店長）＝豊岡町＝と、同店の湯本高暢さんへ、５月23日、鶴見警察署から感謝状が贈られた。
同店で利用客の案内などをするロビーサービスマネジャーを務める湯本さんは、４月21日、ＡＴＭを操作しようとしていた80代女性客を対応。高齢だったため念のため声をかけ事情を聞いた。女性は、「区役所から医療保険の過払い金が返金されるという連絡を受けた」などと話したため、湯本さんは詐欺を確信。報告を受けた同店は同署へ通報し、被害を阻止した。
湯本さんは、「被害防止には、声掛けやスタッフ同士の連携が大切だと改めて実感した」と話していた。
同署は、「５月中旬から還付金詐欺が続発している。ＡＴＭで保険料が払い戻されることはない」と注意を呼び掛けている。
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