鶴見中学校の生徒がこのほど、交通安全を呼びかける標語を作り、校内でマナー向上を呼びかけている。鶴見警察署は、事故防止に寄与する活動として、8月30日、全校生徒の標語から優秀作品に選ばれた、平林凌太さん(3年)、山崎亮太さん(3年)、井上詩野さん(1年)へ、感謝状を贈った。
同校では7月、事故の再現から交通マナーを学ぶ「スケアードストレイト式自転車教室」を鶴見署主催で実施。教室での学びをその場限りや他人事にせず、自ら考えてもらいたいと同署が標語作りを提案。教室で感じたことをふまえ、全校で標語を作り、風紀委員が優秀作品を選出。選ばれた3作品は、校内階段のステップに掲示され、「段々マナーアップ作戦」として実施されている。
鶴見署は、「自転車事故などが依然多い中で、一人ひとり意識を高めることが必要。交通安全意識が高まる良い標語をありがとう」と感謝を述べた。感謝状を受取った山崎さんは、「今まで交通安全について深く考えることはなかったが、見直すいい機会になった」と話していた。
3人の標語は以下の通り。「『大丈夫』 甘い考えが事故の元〜交通ルールを見直そう〜」(平林さん)
「ありがとう ゆずりあったら いい笑顔」(山崎さん)「止まらなきゃ 人生止まるよ 曲がり角」(井上さん)
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