生麦中学校で7月5日、地域住民の発案による「ハマ弁試食会」が開かれ、約20人が話題の配達型弁当を試食した。
ハマ弁は、横浜型配達弁当として2017年から市立中全145校で実施。1〜3%台で低迷する喫食率が各種報道でも話題になっている。
試食会は、市が当日注文を全校で可能とするなど喫食率向上をはかる中、「学校を見守る身として、中身を知っておきたい」と、地域住民が発案して実現した。
この日のメニューは、五目ちらし、鶏肉とごぼうの煮物など。初めて食べたという住民らは「味はおいしい」としながらも、「中学生の男の子だと足りないのでは」と感想を話した。また、市が選択制とする業者弁当も注文。ボリュームや味の濃さなどの違いを比べた。
山口毅校長は「ニーズに合わせて、家庭弁当、業者弁当、ハマ弁を使い分けてもらっている。地域の人に食べてもらう機会はなく、意見は貴重」とした。
地元の”先生”講座も
当日は、周辺住民らを講師に招く「地域講座」も実施。10年以上続く地域との交流企画で、1年生約250人が、生麦事件やお囃子、蛇も蚊もなど、地元岸谷や生麦に伝わる歴史・文化を学んだ。
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