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鶴見区版 公開:2020年7月9日 エリアトップへ

鶴見中央 コミュニティ冷蔵庫が登場

社会

公開:2020年7月9日

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食材やコメントが書かれたノート
食材やコメントが書かれたノート

出し入れ自由 地域で廃棄ゼロへ

 「食べきれないものをシェアして新たな助け合いを」。鶴見中央の路地裏に、「コミュニティ冷蔵庫」なるものが登場し、活用が始まっている。

 コミュニティ冷蔵庫は、食品ロス削減などを目的に、個人や飲食店などが、余った食品や食材を自由に出し入れできる公共の冷蔵庫。ドイツやスペインなど欧州各国でも取り組まれている。

 設置したのは、区内で不動産業を営む(株)木曽屋の中西美里さん。場所は今春竣工のビル・ラカンパーナキソヤ=鶴見中央4の7の15=の入口だ。

 きっかけは数年前に見たテレビ番組。イギリスでの取組を知り、実現を模索していた。

 「昔はおかずを作りすぎると近所に配っていて、私の役目だった。(冷蔵庫が)その延長になったら」と中西さん。

 手書きのポップが貼られた冷蔵庫には、出し入れしたものがわかるようにノートも設置。「コロナで収入が減る中で助かります」といった書き込みもあった。消毒液も取り付け、定期的に庫内外を消毒するなど、コロナ対策も行っている。

 食べかけや開封済みは禁止。今後は飲食店などにも協力を呼びかける。中西さんは「もったいないという思いで、みんなに優しいまちになれば」と話した。

食品が入る冷蔵庫。入るとすぐに無くなるという
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