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港北区版 公開:2014年3月20日 エリアトップへ

4月に6年振りとなる日本画展覧会を開く 頴川(えがわ)麻美子さん 篠原西町在住 51歳

公開:2014年3月20日

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「やめない才能」の持ち主

 ○…これまでの道のりを「どんなにくじけそうになってもあきらめずに続けてきた。やめない才能だけはありました」と振り返る。今回の個展開催に至るまでも、交通事故による大きなアクシデントを経験した。それだけに重みを感じる一言だ。

 〇…6年前、信号無視の車に衝突される事故に巻き込まれた。これまで公募展やコンクールで落選が続いたときも「私は私。絵が好きだということに周りは関係ない」とやめようとは考えなかったが、事故で利き腕である右肩を負傷し、日常生活を送ることさえも厳しいほどだったことから「もう筆を持つことは無理」と心から感じた。しかし、治療中、周りの人たちにたくさん支えられたことで、今までの人生を見つめ直すきっかけになった。「絵は自分ひとりで描いてきたと思っていましたが、周りの方々に改めて支えられていたんだと気付きました。その感謝を伝えいくためにも続けていきたいと強く思いました」

 〇…絵画を始めたのは19歳。画家としては遅いスタートだ。「写生する対象に向き合ったとき、年齢や感情で感じ方が変わってきます。それをどんどん追及していきたいと感じて、この道を選びました」。作品の多くは草や花。「きれいな花ではなく、地味で、注目されない植物にもちゃんと命があるということをテーマにしてきました」。当初、画家だけでは生計が立てられなかったため、20代後半からは絵画教室を始めた。「ぜんぜん描けなかった生徒が上達することがとても嬉しい。私についてきてくれたことも筆を離さなかった要因の一つです」と話す。

 ○…先月、治療中に支え続けてくれた男性と結婚したばかり。「新婚ほやほやなんです」とニッコリ。まだ右肩は完治していないが、「昔のような大きな作品にも挑戦したい」と痛みに負けるつもりは毛頭ない。挫折を乗り越えた「やめない才能」は追及を続ける。

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